安全への取り組み

安全への取り組み

私たちは「安全」を最優先の価値と考え、関係法令の遵守、社内体制の整備、社員教育を徹底し、安全運行に向けた取り組みの推進と継続的な改善に努めます。

運輸安全マネジメントに係る情報公開について

安全管理規定

入社研修時

研修イメージ

弊社では入社後、前職までの経験を問わず法定項目に弊社独自のカリキュラムを加え約1週間の机上教育及び運転操作指導を行います。
(下記表参照)その後、運転スキルに合わせて路上教習や夜行教習を2週間以上実施します。

弊社では入社後、前職までの経験を問わず法定項目に弊社独自のカリキュラムを加え約1週間の机上教育及び運転操作指導を行います。
(下記表参照)

その後、運転スキルに合わせて路上教習や夜行教習を2週間以上実施します。

初任運転者に対する特別な指導基準
国の基準 O.T.B.の対応
①事業用自動車の安全な運転に関する基本的事項 指導マニュアルの他、交通ルールや、乗合事業としての指導を2時間30分以上実施
②事業用自動車の構造上の特性と日常点検方法 指導マニュアルの他、整備士による直接指導を2時間30分以上実施
③交通事故を防止するために留意すべき事項 服務規律、運転士作業基準の指導の他、デジタコ操作教育、応急救護等を2時間以上実施
④危険の予測及び回避 KYT教材教育、過去事故事例の他、各運行経路毎の教育を7時間以上実施
⑤安全運転の実技 最低2週間以上の路上、夜行研修
※①~④までについて合計6時間以上
※⑤については可能な限り
※①~④までについて合計18時間以上
【O.T.B.独自の基準】
接客マナー向上
⇒ビジネスマナーや接客接遇教育を5時間以上実施

 

グループ教育

年間教育計画を定め定期的に法令、事故事例、健康に関する事例、接客などの集合教育を全運転士に対して実施しています。

特別教育

入社後一定の期間が経過した者を対象に特別教育を実施しています。

(H28~30年度実施内容)
平和橋自動車教習所様に安全運転講習を依頼し 車両日常点検や運転姿勢、運転操作などの基本を見直すことで 安全への意識を高めます。

(R2年度実施内容)
三菱ふそう様において車両安全性能の確認や日常点検の注意点等を学び事故防止への意識を高めます。

乗務員の健康診断について

年2回(概ね半年に1回)健康診断を行います。
又、検査結果は全て産業医の所見の基、管理者が個別指導を行っております。

※2016年よりバリウム検査を胃カメラ検査に変更しました。

検査の内容
診察 問診、視診、触診、聴打診などを行います
身体計測 身長、体重、腹囲、視力、聴力を測ります
血圧測定 血圧を測り、循環器系の状態を調べます
尿検査 腎臓、尿路の状態や糖尿病などを調べます
便潜血反応検査 大腸からの出血を調べます
血液検査 動脈硬化、肝機能などの状態や糖尿病、痛風などを調べます
心電図検査 不整脈や狭心症などの心臓に関わる病気を調べます
胸部レントゲン検査 肺や気管支の状態を調べます
胃部レントゲン検査 食道や胃、十二指腸の状態を調べます

乗務員の勤務形態について

2運行1公休を基本とし、労働時間・運転本数・公休数を管理し無理のない運行スケジュールを行っております。
運行中の動態管理も全車完備し、365日対応しています。

出勤例

点呼について

出庫前は必ず健康状態の確認、車両点検報告、免許証の確認、アルコールチェックを行い 道路状況、天候状況などの情報を伝達し、運転基準図や運行表に基づく運行経路の確認点呼を実施しています。

アルコールチェック

アルコールチェックイメージ

「飲酒運転は絶対しない!させない!許さない!」をテーマに徹底したアルコール教育をしております。

飲酒運転撲滅のため、当社では 乗務の当日はもちろん、出勤12時間前、出先(休憩仮眠施設)等での飲酒を 一切禁止するなど独自のルールを設けております。
又、精度の高い検知器を使用するため”お酒”だけでなく食品に含まれるアルコール成分にも反応します。 その為OTBでは一切のアルコールを検知させない為に検査前30分以内の飲食も禁止しています。

平成28年4月当社管理者による実験結果の一部

商品名 分類 直後の検知結果 20分後の検知結果
リポビタンD ゴールド 栄養ドリンク 0.057 0.000
焼きプリン 洋菓子 0.071 0.000
パスタ(ペペロンチーノ) 弁当 0.099 0.000
ホットドック 弁当 0.092 0.000

市販されている食品に含まれるアルコール濃度は低い数値ですが 当然ながら0.00以外では運転業務をさせません。
弊社では独自での調査(30種類以上の食品を実験した結果半数近くの食品で微量ですが検知されました。)等の結果を公開し 入社時だけでなく、年間教育計画の一部として指導・教育しています。

運行内容の確認

運行内容の確認

デジタル式運行記録計(※1)を全車両完備。運行終了点呼時に乗務日報を確認し適切な運転が行われていたかを確認します。

チェック項目:運転速度、発着時間、急加速、急減速、アイドリング、長時間運転及び運転交代、エンジン回転数等

(※1)デジタル式運行記録計とは、運行記録計の一種で車両の運行にかかる速度・時間等を自動的にメモリーカード等に記録する装置です。 事務所の読み取り装置でメモリーカード等を解析することでドライバーが法定速度、休憩時間などを遵守しているかを容易に確認でき、事故防止等の安全管理に用いることができます。

シートベルト着用のお願い

シートベルト装着100%を目指してお客様にご協力を頂いております。
弊社では運行終了後に全席のシートベルト確認を実施し、ご乗車頂く前に全ての座席のシートベルトを締めております。
出発時、車内ではアナウンスに加えDVD及びシートポケットに小冊子を用意しております。
安全で快適な運行のためにご理解ご協力をお願い致します。

お客様アンケートによる指導

お客様より頂きました”お客様の声”を集計し日々指導を行っています。
又、日頃より掲示しておくことで内容の共有を図り、更なる品質向上を目指します。

車両品質について(整備、点検)

運行前には運転士による車両点検を必ず実施し、車庫内では当社整備士による点検・整備を実施しております。
また、法令で定められた3ヶ月毎の定期点検及び1年毎の車検を、正規ディーラーにて専門的かつ確実なメンテナンスを実施しています。

 

安全運行協議会の開催

高速バス事業における安全運行の確保を強化するため、年1回、「安全運行協議会」を開催しています。
協議会では、弊社が独自に定めた「安全管理規定」をもとに、安全運行管理の徹底、サービス品質の向上を図っています。

 

防災訓練の実施

訓練の様子イメージ

有事の際に迅速な対応が出来るよう、消防訓練や傷病者搬送、AEDを使用した救命訓練などを実施しています。

応急救護訓練の実施

応急救護訓練の実施